面接で変なオリジナリティはいらない

社会人入試を受けたのはもう10年以上前ですが、今でもその時に考えていたことはけっこうはっきり覚えています。今の時代とは違っている点もあるとは思いますが、記憶を辿ってまとめてみました。続編ですので、初めての方はこちらを先にどうぞ。

社会人入試でPTを目指している人へ

人気があったPTの社会人入試

私が社会人入試を受けた時期は、まだ養成校の新設ブームの終わり頃くらいで、社会人入試もかなり倍率が高かった記憶があります。

ちなみに、私が受けた大学は、当時社会人枠は1人でした。それに対する応募総数はわかりませんが、2次の筆記試験だけでも30人くらいいましたから、書類審査の時点では当然もっと多かったはず。

当時はまだまだ景気が悪かったですからね・・・安定志向で国家資格をとろうと考える人が今よりもっと多かった気がします。

少なくとも、二次試験の時点で30倍の倍率というわけです。ここから、小論文、英語の筆記試験、面接がありました。

当時教室に入って私はずっとこう思っていました。

「この人たち、お金かけてはるばるこんな所まで来てもらって申し訳ないなあ・・・(受かるのは自分一人だけなのに)」

はい、性格悪いですね。鼻につくやつです(笑)。

ただ、このくらいの神経じゃないと、何十倍という倍率は勝ち上がれないです。

面接で一番大事なこと

筆記試験だけであればそういうメンタル面の影響は出にくいんですが、面接では自分以外に誰が受かるんだ!という熱量っていうのはやっぱり面接官に通じるんですよね。

一発勝負の面接では、いっけんクールだけど実は秘めた熱さをもってるとか、そういう評価はしてくれません。というか、面接官もそんな深いところまで10分程度話しただけで汲み取ることはできません。

素直に自分はこうです!こうなりたいんです!ということを自分の言葉で熱量をもって伝えるということが、当たり前すぎて面白くありませんが実は一番重要です。

このブログを読んでいる皆さんだけにお教えしますが(笑)、医療系の学校で面接を受ける上でポイントになるのは、この熱量だけであって、逆に奇をてらったことを言うとマイナス評価される可能性が高まります(入学後に面接をしていた教授もそう言ってました)。

変なオリジナリティはいらない

ここが以前の就活で代理店とかマスコミとか受けていた私が一番間違えやすいところでした。

落ち着いて考えてみましょう。医療専門職には常識的な人が必要なんです。変にオリジナリティが強い人はいりません。(本当はけっこう多いですが)

ここで勉強したい!この資格をとって働きたい!という熱量は必要ですが、過剰に経歴や特技をアピールして、自分を大きく見せようとし過ぎると、墓穴を掘る可能性が高いです。

合コンで張り切っちゃって、普段はしないのに変なサングラスかけてきちゃった奴みたいな、そういう事態になりかねません(笑)普段の服装で、清潔感があるほうが印象はいいものです。

まあ、本当にそういう無難な人材ばっかりだと、イノベーションなんて起こりませんから、教育機関としてはそういう個性を伸ばすことも重要だとは思うのですが。

PTの養成校に入りたいならば・・・という条件付きで私見をまとめてみました。ご参考に。

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