社会人入試でPTを目指している人へ

PT、OT、STなどリハビリ専門職になるには、もちろん専門学校や大学に入らなけれきゃいけません。

高校を出てそのまま養成校に入るのが王道のパターンだとすると、いったん社会に出て普通の(普通じゃない人もいますが)仕事をしてから一念発起して養成校に入る!っていう人も結構多いんですよね。

高卒からプロ野球選手になるんじゃなくて社会人野球を経てドラフトで指名される、みたいな。・・・そんな格好いいもんじゃないですが(笑)

私は4年制の文系の大学を出た後、2年ほど社会人をしていました。当時は某テレビ局のグループ会社で働いていたんですが、残念なことにこの頃は働き方改革なんて言葉は1ミリたりとも世の中に存在していません。

月80時間まではみなし残業(!)という今考えると寒気がするような条件で、文字通り身体をすり減らしつつ働いていました。実際は月120時間くらいは残業してたので、過労死ラインとか余裕で超えてますね(笑)。

これじゃあ偉くなる前に身体が壊れてしまう、まずいまずい。必死にどうすればいいか、自分は何をしたいのか考えました。

就活学生がやる自己分析の超本気バージョンです(笑)

早い段階で自分は会社員には向いてないな、ということはわかっていたので、あとは自分の興味・関心がもてる分野が何かということが問題でした。

ここで、もともとずっとサッカーをしていたこともあり人の身体の動きに興味があったことから、理学療法士になるという選択肢が自分の中でぐぐっと出てきました。

あとはいったん国家資格をとると、日本中どこでも働けるし、食いっぱぐれることはないというあたりのメリットがすごく大きいなと。

社長に理学療法士になりたいから辞めます、と伝えると「理学療法士ってのは・・・なんかあれだろ、リハビリの先生ってやつだろ。大変だぞ。」とふわっとしたメッセージをいただき、いちおう円満に退職。

PTを目指していろいろ情報収集をしてみて感じたのは、社会人がリハビリの養成校に入るために一般入試を受け直して・・・というのはかなり効率が悪いということ。一般的な科目の受験勉強は、絶対に現役の学生の方が有利ですから、よっぽど勉強好きな人じゃないと一般入試はおすすめしません。たまにそういうのが好きな方もいますが。

私は最初から社会人入試でPTになるつもりでいたので、住んでいる場所と試験の条件から意外と志望校はすんなりと決まり、さっそく対策を始めました。

試験は面接と小論文。事前に志望理由書の提出があります。

この中でいちばん大変だったのは・・・

思い出したら胃が少しキリキリしてきました(笑)

次回に続きます。

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