【心筋酸素消費量を規定するのは…?】心リハクイズ part4

おはようございます。本日も試験対策part4でございます。

なお、問題は作りおきではなくその都度作っていますので、新鮮そのものです(笑)

※私が個人的に勉強した文献、参考図書をもとに問題を作成しておりますので、可能な範囲で内容を吟味はしていますが、その正確性を保証するものではありませんのでご了承ください。

では、さっそくいってみましょう!

第4問

心筋酸素消費量を規定する因子として、正しいものを2つ選べ。

1.平均血圧

2.心筋収縮性

3.大動脈径

4.後負荷

5.肺動脈楔入圧

解答・解説

正解:2.4

心筋酸素消費量を規定する因子は心拍数、心筋収縮性、前負荷(容量負荷)、後負荷(圧負荷)の4つです。あります。これも基本中の基本ですから、必ずおさえておきましょう。

前負荷・後負荷を理解することは、心拡大と心肥大の違いや、心不全治療の進め方の違いについて学習を進めていくうえで非常に重要です。こちらも何らかの形で試験に出てくると思います。

1.の平均血圧は(収縮期血圧−拡張期血圧)÷3+拡張期血圧で計算可能です。基準値は、成人男性が90〜110mmHg、成人女性が80〜110mmHg。平均血圧の低下は各臓器への流入血液量低下を意味していますので、代謝異常や臓器不全からショックを起こす可能性があります。

5.の肺動脈楔入圧(pulmonary capillary wedge pressure:PCWP)はスワンガンツカテーテル挿入時に得られる指標です。左室機能をリアルタイムに評価することができます。

第5問

喫煙について述べた次の内容のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.HDLコレステロールを増加させる。

2.喫煙指数(ブリンクマン指数)は1日あたりの喫煙本数と喫煙している年数の積で計算できる。

3.禁煙の動機付けを促すために5Aアプローチは有効である。

4.呼気中の二酸化炭素濃度の測定により、当日の喫煙状況を把握できる。

5.喫煙による呼吸機能障害は外科疾患術後の呼吸器合併症の原因となる。

解答・解説

正解:1.4

1.喫煙によりHDL(善玉)コレステロールは減少します。

2.その通りです。700以上になるとCOPDリスクが非常に高まります。

3.その通りです。

4.呼気中の「一酸化炭素濃度」の測定により、診察当日の喫煙状況を把握できます。

5.その通りです。

まとめ

第4問は基本をストレートに問う問題にしてみました。前負荷、後負荷の理解はしつこいようですが非常に重要です。

デイルームの隅でこっそりお茶をがぶ飲みしている心不全の患者さんに、前負荷の説明を滔々としたことも今ではいい思い出です(笑)いろいろな文献を見たうえで、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

第5問は喫煙に関する問題でした。

なんとなく常識的なことは理解できている気になってしまいますが、禁煙ガイドラインは必ず一読しておくことをおすすめします。

また、喫煙の身体への影響だけでなく、禁煙外来でどんなことをするのか、行動変容のためにはどんなアプローチが有用かというところも理解できているといいと思います。

part4はこれで終了です。これまでの問題も合わせて復習を進めてくださいね。

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それでは、また次回!

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