当ブログへのお問い合わせで、「試験前日〜当日の講習会の様子がわからない」というご意見が数件ありました。
あくまでも個人的な記憶に基づく私見ですが、講習会から本番の試験前までの様子・雰囲気を思い出してまとめてみたいと思います。
講習会に必ず持っていきたいものとは?
さて、試験前々日から前日は心臓リハビリテーション学術集会ですので、参加なさる方も多いのではないでしょうか。
そして、学会終了後に講習会第一部前半が始まります。
このスケジュールですが、そもそもかなり無理がありますので、運営している先生方もお疲れな感じがします(笑)。
そして、このブログをご覧の皆さんに大事な情報です。
去年と変更がなければですが…
通常の講習会のように、powerpointを一覧で印刷したような紙の資料は配布されません。自分で重要だと思う点を書きとらないといけないということです。
ということは…
ノートが必須です。
別にルーズリーフでもメモ帳でもいいんですが、試験直前にパパッと見返すには、ノートが理想的です。
資料が配られないので、スライドをスマホで写真にとろうとしている人がいましたが、もちろん怒られていました(笑)。ということで割り切ってひたすら手を動かしましょう。
聞き逃してはいけないポイント
講習会は「心臓リハビリテーション必携」をベースに、心リハに関わるベーシックな内容を「バーっと」おさらいする感じです。
ですから講義の中には、「運動療法の適応・禁忌」とか「CPXでAT決定する際のクライテリア」とか、受験者なら知っていて当然な内容も当然含まれます。
そういったところは「ふむふむ」と復習を兼ねて聞いていればいいんです。そういうところまですべてメモしていると、集中が持ちません。
反対に、絶対に聞き逃してはいけないのは…
ときおり講師の先生から出る「ここは必ずおさえておいてください」「ここは非常に重要です」といった発言です。
講師の先生によって違いはありますが、その方なりの言い回しで「ここテストに出ますよ」というサインを出してくれる先生が(何名かは)いると思われます。
ボーッとしているとそのサインを見逃してしまいますので、そういう時だけ耳をダンボのようにして(笑)、どこが出るポイントなのか聞き逃さないようにしましょう。
私も直前の講習会で講師の先生が「ここは大事だよ」と強調していたポイントを復習することで、3-4問は正解を増やすことができた気がします。
そして試験当日!
前日夜に講習会が終わって、帰って寝ると翌日また朝からすぐに講習会の続きです。
ですから、間違っても前日に徹夜で勉強!みたいな無茶はやめてしっかり睡眠をとりましょう。規則正しい生活を指導する心リハ指導士が不摂生をしていては本末転倒です(笑)。
受験者の方は当然お気付きと思いますが、試験当日のスケジュールもあまり余裕がありません。
朝のうちに昼食や飲み物はコンビニなどで購入しておくことをおすすめします。
講習会第二部と試験の合間に休憩はありますが、この直前の時間は最後の「ゴールデンタイム」。私の場合、薬の名前や、精神・心理面の評価スケールで、まだ記憶があやふやなものをこの直前の時間に追い込みで暗記した記憶があります。
あとは先ほど触れたように、講習会で強調されていた内容の復習ですね。
インプットできる最後の時間ですから、有効に使いましょう。
ということで、昨年の試験を思い出しながら、試験前の講習会の雰囲気をまとめてみました。夜ホテルの部屋で一人で寂しかった思い出が蘇ってきました(笑)。
心リハクイズもどんどん更新していく予定ですので、引き続きお楽しみに!